皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
月の虹 です。
9月が半分過ぎましたが、収まる様子が見えないこの暑さ…
連日の高気温で体力は奪われ続け、夜間も暑いので熟睡しにくい、おかげで睡眠不足…
これでは疲労が蓄積されてしまいますね(‘д` ;)
そんな疲労ですが、本来は「働きすぎ・運動のしすぎ」などで誰もが感じる生理現象です。
とはいえ、疲労は「もう休みたい」という【カラダからのサイン】なので、栄養のあるものを摂りゆっくり休養すると回復します。
しかし、十分に休養をとっても回復しない時は、高血圧や糖尿病などの病気が潜んでいる事があるため、専門医の受診をお勧めします。
さてさてそんな疲労、東洋医学では2つに分けて考えます。
●1:胃腸の働きが弱った場合
胃腸が弱い人は体質的に胃下垂の人が多く、冷えや過労・ストレスなどですぐ下痢をしてしまいます。
このタイプの人は、顔色が悪い・朝起きにくい・寝汗をかく・すぐに疲労を訴えるなどの特徴があります。
また胃の水分代謝も悪く、胃の中に余分な水分がたまったり下痢を起こしやすい傾向にあり、胃の中に余分な水分があると食欲不振・消化不良になりやすいので疲れやすくなります。
●2:虚弱体質や病後に見られる場合
このタイプは栄養状態が低下していて、体の中の「気:き」や「血:けつ」が不足しています。
疲労感とともに、息切れ・不眠・めまい・貧血などを伴います。
☆オススメ食材☆
疲労しやすい人は、消化がよく胃腸の働きを増進させるものや、気や血を補うものを摂るようにしましょう。
胃腸の働きをよくする食べ物は『ヤマイモ』や『ニンジン』などで、消化を改善させる食べ物は『ダイコン』です。
ヤマイモは漢方で「サンヤク」という生薬として使われていて、疲労しやすい体質によく合います。
ニンジンは、生食・煮る・炒める・揚げ物…などさまざまな調理法がありますが、どの調理法にしても、内蔵を温め血を補う働きがあります。
毎日の食事に加えるとよいでしょう。
ダイコンは消化酵素の「ジアスターゼ」が豊富に含まれているため、胃弱で疲れやすい人にもってこいの食べ物です。
また、胃が冷えやすい人は『ショウガ』を加えるようにしましょう。ただし生ではなく煮て食べるようにします。
疲れたから肉やウナギを食べてスタミナつけるぞっεー(`・ω・´)
と思いがちですが、胃腸が弱っているのに胃腸機能をされに疲れさせる肉や高たんぱく質な食べ物はお勧めできません。
まずは身体に負担をかけにくい食べ物で胃腸を元気にさせて、それからスタミナをつけていきましょう!