皆さまおはようございます・こんにちは・こんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
月の虹 です。
いきなりですが、皆さんは納豆や豆腐はお好きですか?
すでにご存知の通り、納豆は美容にも健康にも良いですし、豆腐は低カロリーでダイエットはもちろん、体調が優れない時などでも抵抗なく食べられる上に、美容にも効果がありますよね。
だから毎日食べている…という人は多いかと思います。
また食べ過ぎで胃腸が不調だったり、カロリーを減らそうと思った時 “ごはんと納豆” あるいは “豆腐と納豆” で済ませてしまおう…
と考える事はありませんか?
いくら健康や美容などに良いとされていても、食べ過ぎてしまうと身体に悪影響を及ぼすことを忘れてはいけません。
という事で、納豆と豆腐を摂り過ぎたら身体にどのような影響が現れるのかをご紹介します。
■納豆と豆腐について
納豆には良質のタンパク質をはじめ、皮膚や髪を育てるビタミンB群が豊富です。
また納豆菌による整腸効果・ビタミンKによる骨粗鬆症予防効果・ナットウキナーゼによる血液サラサラ効果・血圧降下効果が期待できます。
豆腐にはタンパク質のほか、抗酸化作用のあるサポニンや利尿作用があるカリウムが含まれています。
そして、どちらも大豆から出来ているので「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。
また、どちらも低価格なので安く買えるのも嬉しいポイントです。
こうしてみると毎日食べてもよいような…と思ってしまいます。
が、しかし…
■イソフラボンは摂取量が決められている
大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンの『エストロゲン』に似た働きをするため、加齢などで減ってしまうエストロゲンを補うためにイソフラボンが含まれる大豆製品を摂るように推奨されていました。
ですが過剰に摂取すると、逆に女性ホルモンのバランスが崩れて生理不順を引き起こしたり、乳がんや子宮内膜症のリスクを増やしてしまうといわれています。
また、サプリメントでイソフラボンを摂る人も多いため「大豆製品ばかりを摂取すると過剰摂取となる」と注意喚起しています。
1日あたりの摂取目安量の上限は70~75mgで、そのうちサプリや健康食品で摂取する量は30mgを上限としています。
ちなみに納豆なら1パック、豆腐なら半丁がイソフラボン50mgに相当します。
■納豆の食べ過ぎにも弊害が
納豆に含まれる「セレン」という物質は過剰に摂取すると、脱毛や下痢などの症状を引き起こします。
また、納豆100g中のカロリーは200kcalとご飯一杯分の170kcalよりも高いため、納豆とご飯を大量に食べるとカロリーオーバーになってしまいます。
さらに納豆100gには牛肉以上のプリン体が含まれているので、食べ過ぎると痛風になりやすいともいわれています。
納豆1パックは50g前後なので、納豆だけなら1日2パックくらいまでは食べても問題ありません。
ただし、イソフラボンのサプリメントを摂取している人、豆腐やきなこ、豆乳などの大豆製品も摂っている場合は1日1パックくらいにしておきましょう。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」適量を継続して摂ることが大切です。



