氷と貧血

2025.07.06

皆さまおはようございます。こんにちは。こんばんわ。

今回もご覧いただきありがとうございます。

月の虹 です。

梅雨が明け、7月になり、30度を超える日が続く…となると『涼』をとるためにいろいろ試しますよね。

そんな中に「飲み物と一緒に入っている氷や氷嚢器の氷を食べる」という人がいます。

氷の冷たさが口やのどに広がり、暑さが少しおさまるのでついガリガリ…と食べたくなりますよね。

が、この氷を“無性”に食べたくなったら注意が必要になってきます。

氷が無性に食べたくなることを氷食症といって、鉄欠乏性貧血の分かりやすいサインのひとつとされているそうです。

という事で、氷と鉄欠乏性貧血についてご紹介します。

■チョークや土を食べたくなる?
なぜだか無性に氷が食べたくなり、気がつくと製氷器の氷が無くなるくらいガリガリと食べてしまっていた…。

子どもの頃の夏の思い出話に出てくる話とは思いますが、これが大人になってからの行動となると話は別になってきます。

貧血になると、だるさはもちろん肌荒れや髪がボサボサになるなど美容にとっても大敵になりますし、爪の中央がスプーンのように凹み、先がそりかえってしまう「スプーンネイル」という症状も出ます。

他にも、イライラする・めまいがするなどの不定愁訴も挙げられますし、チョークや土などが食べたくなる症状も現れるそうです。

処方された鉄剤を飲めば治まるケースもあるそうなので、自覚のある人は早めに医療機関へ足を運んでみましょう。

■貧血は女性だけとは限らない
貧血というと「無理なダイエットが原因」と女性がなるイメージが多いですが、実は女性に限った話ではありません。

比較的、中高年に多くみられますが男女関係なくどの世代にも可能性はあります。

さらに貧血症というと、もともと“体の弱い人”という印象が強いですが、意外と健康志向が強くスポーツをやっている人やアスリートにも貧血が多いそうです。

これには筋肉の量が関係するのですが、筋肉の量が多ければ多いほど運動によって酸素をたくさん消費します。

そして、この酸素を運ぶヘモグロビンの主成分である鉄も不足していまいます。

そこに汗を流せばその汗に含まれる鉄分も消費してしうので、結果、貧血になってしまうのです。

また、ランニングなどで足の裏に衝撃が加わり、赤血球が壊れてしまうことも「スポーツ貧血」の原因のひとつとされています。

健康志向で運動を欠かさない人ほど貧血に気をつけた方がいいのかも知れません。

スポーツや体を動かした後、無性に氷をガリガリしたくなったら鉄分補給も忘れずにしましょう。

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