髪と頭皮とマッサージ

2025.10.02

皆さまおはようございます・こんにちは・こんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

月の虹 です。

10月となり、カラッとした空気と朝晩の過ごしやすさが増えて来たので、今年は「秋」を感じる期間が長くなりそうな気配ですね。

そんな秋は身体に負担が少なくなる時季でもあるので、夏の疲れが顔を出すころでもあります。

そして、その疲れの一つと言われているのが「髪の抜ける量」で、実際一年の中で人の毛髪が一番抜ける量が多くなる季節は秋から冬にかけてです。

その原因とされているのは、暑~い夏がもたらす過酷な環境、紫外線や汗・食生活などの疲労が頭皮に蓄積されたのが現れているのと、秋から始まる空気の乾燥によるものです。

だからといって、そのままにしていてはダメですよ。

毎日のシャンプーの仕方や、少しのヘアケアで抜け毛を予防し元気な髪を育てることができます。

昨今は男性だけでなく、女性も悩まれる毛髪のトラブル。

その正しい予防法を知り、毎日きちんと頭皮と頭髪をケアしてあげましょう。

という事で 『髪と頭皮によいシャンプーの方法と『乾燥による頭皮トラブルの対処法をご紹介します。

●育毛のために正しいシャンプーを
シャンプーする時、どんな洗い方をされていますか?

「力を入れた方が汚れが落ちる気がするから、ゴシゴシする」「頭皮の血行が良くなと髪に良いと聞いたから、ガシガシしている」だから『自分はしっかり洗えているはずだ』と思っている人が多いのですが、実はこれかなり間違っています。

「ゴシゴシ」「ガシガシ」している人は、次の順番でシャンプーしてみましょう。

1:首をゆっくり横に倒したり前に倒したりしながら、軽くストレッチする

2:あまり熱すぎないお湯(38~40度まで)で髪の汚れを流す

3:シャンプー剤を手に取り、髪全体に軽く泡を行き渡らせ(ここは力を入れないように)、指の動かし方は力を入れず「モミモミ」する


4:両耳を両手で覆うようにして、まずは耳の周りから頭頂部に向かって、指を動かす


5:耳の周りが終わったら、頭の後ろの方をまた中心に向かって指を動かす


6:おでこの上のほうをゆっくりマッサージするように動かす


7:頭頂部に指を大きく置き、前後に動かすようにする


8:頭全体をゆったりマッサージして流す

ここまで読んだ方は、ぜひご自身の頭皮を触ってみてください。

頭のてっぺんに行くほど、皮ふが硬くなっていることが感じられると思います。

そこで覚えておきたいのが、育毛に大事なことはまずは血行であるということ。

つまり頭皮が硬い血行が滞っているといえるのです。

ですので、頭の上にシャンプー剤のついた手を置いていきなりガシガシ・ゴシゴシ洗い始めるということは、血行の悪い頭皮にいきなり刺激を与えるということ。

血行がよくないところに、ゴシゴシ・ガシガシと強い刺激を与えたら…当然のことながら育毛どころか、脱毛の原因になる可能性は十分ですよね。

そのためにも、先に述べた頭につながる首を先にストレッチすることで血行を促すことがよいとされています。

さらに、首につながる耳の周りから皮ふを動かすようにシャンプーすることで、さらに頭の血行を促進することができる。というわけです。

●フケ・かゆみの対処法
これからの時季の頭皮の乾燥トラブルはフケとかゆみが挙げられます。

そんな頭皮トラブルの対処法をご紹介。

・パラパラ細かいフケ(乾燥が原因)の場合
シャンプー剤の見直しをしましょう。

洗いすぎることでより皮膚が乾燥してフケが出る場合がありますので、乾燥肌用の刺激が少ないシャンプーを選んで皮脂の取り過ぎに気をつけます。

ぬるめのお湯で洗いましょう。

熱いお湯は皮脂を取りすぎる傾向があるので、40~38度ぐらいのぬるめで洗います。

・かたまりが大きいフケの場合(脂漏性湿疹など皮膚炎)の場合
これに関しては病気が考えられますので、皮ふ科などの専門医に行くことをお勧めします。

これまでかたまりが大きいフケは40代以上の男性に多かったのですが、最近では女性の後頭部などにも見られるようになってきたそうです。

・乾燥によるかゆみ(傷や湿疹などない場合)
シャンプーの見直しをして、皮脂を取りすぎないように気をつける。

フケとかゆみのほか、40代以上の女性になると薄毛やボリュームダウンについて悩んでいる方も多くなってきます。

ですので、正しいケアをしていないと逆効果になってしまいかねません。

髪に悩みがあると、オシャレをする気分も半減してしまいますよね。

だからこそ男女問わず、毎日のシャンプータイムに正しいケアを取り入れてはいかがでしょうか?

そもそも「押す(マッサージ)」は「シャンプー」の意味があったそうで、その由来はお湯や薬草を用いながら頭皮をマッサージして、清潔に保つという一連の動作を総称したものが「シャンプー」になったそうです。

その語源通り、皆さまの頭皮もきちんと頭皮をケアするシャンプーをしてあげましょう。

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