皆さまおはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
月の虹 です。
まだ梅雨だというのに、気温が30度を超える日があったりして今までとまったく違う天候の変化に「体がついていかない…」という声が聞こえます。
(私もですが)
こんなに暑いと、気をつけなければならないのが「熱中症」ですよね。
熱中症にならないためは、ご存知のように水分の補給が大切なのですが、皆さんはどのような飲み物で水分補給していますか?
実は飲み物の種類によっては 『かくれ脱水』 を引き起こす可能性があるかも知れれないのです。
という事で、もしかするとかくれ脱水の原因になっているかも知れない飲み物があるのですが、その前にかくれ脱水の説明をば。
水分だけでなく、身体に必要なナトリウムなどの電解質も同時に不足した状態を「脱水症」と呼びます。
脱水症になると、放熱するための発汗がストップしてしまうので体に熱がこもって熱中症などの深刻な状態になるのですが、その一歩手前の状態が『かくれ脱水』です。
身体に必要な水分が足りなくなり、水分が足りなくなると血液の量が減ってしまうので、夏バテとも似た症状を引き起こします。
そんな、かくれ脱水になった時に体で起こる症状が3つあります。
1:血流量ダウンで肌荒れに
身体に必要な水分が足りていないため、血液の量が減り内臓への血流量も減ってしまいます。
内臓は本来の働きを行うことができず、栄養の吸収や老廃物の排出が滞ってしまいます。
そのため、肌に必要な酸素と栄養が行き渡らず肌荒れしてしまったり、水分不足から引き起こされる便秘によってニキビができやすくなります。
2:水分不足でむくみやすいカラダに
身体に必要な水分が足りていないと、老廃物を含んだ水分までも身体に溜めようとする作用が働き、本来リンパ管や静脈から排出されるべき細胞間の水分までも溜めこみ、むくみとなってしまいます。
3:イライラの原因
水分不足により、脳への血流量が減ってしまうと、集中力が低下してしまうのでイライラの原因になったりします。
他にも、胃腸の血流量が減れば胃もたれや食欲不振といった、夏バテに似た症状を引き起こします。
内臓の血流量が減って働きが悪くなっているところに食欲不振が重なると、身体に必要な水分だけでなく栄養素も摂る事ができず、ますます疲れやすい元気のない状態になる…という悪循環に陥ってしまいます。
『かくれ脱水』にならないようにするためには、こまめな水分補給が大切なのですがここで注意したいのが【お茶】による水分補給です。
お茶には利尿作用があるカフェインが含まれているものがあるので、それらを常飲していると身体に必要な水分まで失ってしまう可能性があります。
水分補給には、ミネラルウオーターやカフェインが含まれていないお茶・スポーツドリンクなどがオススメです。
『かくれ脱水』の症状は、夏バテとも似ているため気が付かないこともあります。
これからの季節になると、肌が荒れたり便秘になる自覚がある方は『かくれ脱水』になっていないか普段飲んでいる飲み物をチェックしてみましょう。