皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
さて、さっそく前回投稿したブログの続きを書いていきます。
前回、東洋医学で「女性は7の倍数、男性は8の倍数で身体に変化が現れる」といわれ、女性のライフステージに関わる7の倍数について説明しました。
今回は男性のライフステージに関わる8の倍数について説明します。
男性のライフステージ
8歳:歯が永久歯に生え変わる
全ての歯が、乳歯から永久歯に生え変わる時期になります。
16歳:精気が充満し、精通を迎える
この年齢の前後に思春期が始まります。
また骨格に筋肉がつきはじめ、男性らしい体つきになって来るとともに性的興奮を覚えるようになり、やがて精通を迎えます。
24歳:男性の体ができあがる
筋骨がしっかりし、身長・体重ともに頂点に達します。
32歳:男性として体が充実する
筋骨が強壮となり、筋肉が豊か(たくましく)になります。
40歳:体力・気力の衰えを感じ始める
体力や毛髪の成長にかげりが見え始めます。
また歯のトラブルが表れやすくなります。
48歳:白髪などの老化現象が現れる
肉体的な衰えを自覚し、白髪やシワが目立ち始めます。
疲れが抜けにくくなるので、身体の変わり目と心得ましょう。
56歳:全ての臓器と生殖機能が衰える
生殖能力が弱まり、筋肉が衰え全体の老化が見え始める。
となっています。
※この節目年齢には個人差がありますので、あくまでも目安として見てください。
女性に比べて男性は40歳を境に体力や精力などが低下してきます。(若干うらやましい…)
またこの年代は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、ガンにもかかりやすくなってくるので注意しましょう。
余談。
東洋医学では「男性は“気(き)”から生まれ、女性は“血(けつ)”から生まれる」といいます。
この「気」とは、目に見えない生命エネルギー源で“男気がある”というように、気の充実した状態は『男らしさ』としてとらえます。
しかし、男性は社会的立場を守るために気を消耗しがちになります。
若いうちは体力でカバーできますが、中年期以降は難しくなり身体的な不調が生じることもあります。
また、社会生活に必要な人とのコミュニケーションによっても気を消耗したり、補われたりしています。
現代社会では世の中の変化や競争が急激で、ある程度「気を張って」仕事のストレスと戦い続けなければなりません。
気が不足がちでデリケートな人にとっては非常に厳しいものです。
そして、体力がなく気が不足している人が現代社会で居場所を見つけられなくなると、気を使うことを完全に否定する《ひきこもり》になってしまいます。
そんな厳しい世の中に無理に合わせず、マイペースを保つことも男性が自分らしく生きるためには必要です。
周囲の皆さん、男性に(たまには)優しくしてあげましょう。