食べ物と殺菌効果

2023.06.01

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

とうとうやって来ましたね。

ジメジメ~の梅雨が。

しかも明日は台風の影響で大雨の予報となっています。

皆さまお気を付けてお過ごしください。

そんな梅雨といえば食中毒が増える季節でもあります。

食中毒の原因のほとんどは細菌やウイルスです。

これらの細菌やウイルスが口などから入らないように気を付けることも大切ですが、普段食べている食品には強い殺菌力で細菌やウイルスを死滅させてしまうものもあるので、上手に利用してはいかがでしょうか。

という事で、食中毒に効果がある食べ物をご紹介します。

●食中毒の予防には梅干しと酢
昔から梅干しをお弁当やおにぎりの具に使うのは、梅干しに殺菌作用があるからです。

これは皆さんも知られているように、梅干しに含まれるクエン酸などの酸の働きのよるものです。

食中毒の予防には1日1個梅干しを食べるようにしましょう。

もちろん梅干しだけでなく、お酢に含まれる酢酸にも殺菌作用はあります。

お弁当のご飯は温かくて細菌が繁殖しやすい状態ですので、薄めの酢を混ぜて「酢飯」にすれば食中毒の予防にもなります。

●強い殺菌効果のあるワサビ
ワサビ特有の辛さのもとはアリル辛子油という成分です。

この成分は殺菌力が強く大腸菌や腸炎ビブリオなどの細菌の繁殖を抑えることができます。

この事から、お刺身やお寿司など生の魚を食べるときに必ずワサビが添えられているのです。

生魚の他にも、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類にも細菌は存在しているので、ステーキソースやドレッシングに擦ったワサビを混ぜるなどの工夫をしましょう。

●ニンニクの殺菌作用はO157にも効果的
ニンニクの臭い成分のアリシンにも強い殺菌作用があります。

このアリシンは、腸管出血性大腸菌O157を死滅させるほどの殺菌作用があります。

ニンニクはそのままでも使えますが、カレーの隠し味に使ったりパスタやチャーハンなどいろいろな料理に使えて便利な食材です。

また元気の源にもなるので、体調が不安定になる梅雨から夏にかけてたくさん使ってみましょう。

●シソも食中毒の予防ができる
お刺身のツマ用に使われることが多いシソも殺菌作用がある食べ物です。

殺菌効果がある成分は、ペリラアルデハイドやリモネンなどのシソ独特の爽やかな香りのもとになる成分で、細かく刻んだ方がより殺菌効果が高まります。

さらに、シソに含まれている「ロズマリン酸」には花粉症などのアレルギー症状を抑える効果があることが分かり注目されているそうです。

このロズマリン酸は、青ジソよりも赤ジソの方が多く含まれているので花粉症でお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか?

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