温める食生活

2022.07.22

皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。

毎日蒸し暑いですが、こう暑いと食べ物や飲み物を冷蔵庫から出してそのまま口にしていませんか?

一度やってしまうとクセになってしまいますが、実はその飲食物の中には電子レンジなどを活用して「温める」というひと手間を加えると、栄養効果がより高くなる食べ物があるのです。

冷房による冷えを心配する方や、秋から冬にかけて冷え症に毎年悩まされるのならば、冷たいまま口にするよりも温かくして食べる方が良いですよね。

という事で、電子レンジで温めてから食べると良いものをご紹介します。

●トマトジュース
トマトの代表的な栄養素といえば抗酸化作用の強い「リコピン」です。
その効果は抗酸化作用や血糖値を下げるだけでなく、脂肪がつきにくくなるのでダイエット効果も期待できるので“生のトマト”をせっせと食べている方も少なくないはず。

そんなトマトの栄養を効率的に摂取するならトマトジュースもお手軽です。

そのトマトジューを飲むなら、冷たいものや常温のものよりも加熱する事を断然おすすめします。
温めるとトマトの細胞が壊されて、リコピンがより吸収されやすい形に変わり吸収率が上がるとわかっています。

さらにその吸収を高めるのが、『油と一緒に摂る』という方法です。
トマトジュースを温めた後にオリーブオイルなどの体に良い油を一さじ加えてみましょう。

●ヨーグルト
朝食で食べられている方も多く、便秘予防にも良いといわれるヨーグルトもそのまま食べるよりも温めた方がよい食品のひとつです。

ヨーグルトは冷蔵庫で冷やされたままで食べると内臓も冷えてしまい、腸の働きが弱ってしまうことでカルシウムなどの吸収が低下してしまうのです。
その点、温かくしてから食べると栄養分が吸収されやすくなり、ヨーグルトが持つ効能が体内でより発揮されやすいそうです。

作り方は耐熱容器にヨーグルトを入れ、ヨーグルトの分離をおさえるため大さじ1程度の水を加え、ラップをせずに40秒程度電子レンジにかけます。
とろ~りとなめらかになる程度に温めてみましょう。

●梅干し
お弁当やおにぎりに欠かせない梅干しも温めるとよい食べ物です。

梅干しを温めると、梅干し特有の成分バニリンの量がアップします。
これは小腸で吸収され、脂肪細胞を刺激し体重の減少につながるそうです。そのため梅干しを1日3個以上食べている人は、そうでない人に比べてBMI値が低いことが調査でわかっています。

ホット梅干しの作り方は、梅干しをラップに包み500Wで1分間温めるだけです。
また、バニリンは一度加熱したら増えたままになり、冷えても減る事がないので、まとめて温めたら冷蔵庫で保管することが出来ます。

普段は温めるという意識がないものですが、それで栄養が増えるのならやってみない手はありません。
温める食生活やってみましょう。

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