皆さまこんばんは。
今回もご覧いただきありがとうございます。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。
今日も蒸し暑さが応えましたが、しっかり水分摂取を意識し、できていますか?
『水を一日1.5~2リットルは摂取しましょう』といわれ、この意識は皆さんにも浸透しているかと思います。
今の時期は熱中症対策を含め、水分を摂りやすい環境にあるので良いのですが、冬場などはあまりのどが乾かないし、そこまでたくさん必要としないので2リットルを摂ることは至難の業になる時がありますよね。
そんな水分ですが、摂取した後しっかり循環できていますか?
「体のため・健康のため」と思い、がんばって水分を摂っていても 循環 が上手くできない人が水を飲んでしまうと、過剰摂取となってしまいます。
この事を東洋医学では『水毒(すいどく)』といい、不調となって現れてしまいます。
という事で、水分の過剰摂取による不調などをご紹介します。
●水毒が原因の不調とは?
むくみ・下痢・頭痛・冷え・めまい・疲労感などの症状が一過性で現れるよりも、これらの不調がいつまでも続きます。
一見、夏バテと勘違いしてしまいそうですが、水を飲みすぎていると思う人は注意しておきましょう。
●水分を出しきれない人とは?
一般的に人が1.5~2リットルの水を飲んだら、一日に行くトイレの回数は最低8回といわれていますが、水毒になりやすい人は、トイレに行く回数がとても少ないのが特徴です。
他には、汗をかかない・下半身の筋肉が少ない・低体温・むくんでいる・あまり食べてないのに太ってしまうなどがあります。
特に、朝起きた時に顔がむくんでいる人や、走ったりするとお腹が「ポチャポチャ」と音がする人は体に水がたまっている(水毒である)可能性が高いです。
●体内の水を循環させるには
夏場はとにかく小まめな水分補給が進められますが、これは「口に含むだけの回数」を増やして飲んでしまう回数を減らす事で防げます。
また、水分は食事からも取れているのでそこまで気にしなくても十分な場合もありますが、食べる物は「体をあたためるもの」や必ず「火を通したもの」を意識しましょう。
今が旬の野菜や夏野菜は、体を冷やす作用がありますので注意して口にしてください。
飲み物は利尿作用のある温かいカフェイン、果物はカリウムを含むスイカなどを上手く取り入れながら上手に体内の水を循環させましょう。
そして下半身の筋肉を鍛えることをお忘れなく。
●一日に一度は湯船に浸かる
暑いからといってシャワーで済ませずに、一日に一度は湯船に浸かって汗を流すことでも余分な水分を排出することができます。
また、水圧でむくみへの刺激も期待できるので毎日浸かるようにしましょう。
風呂以外には、お灸や漢方、整体などで全身をほぐすのもおすすめです。
水太り体質の人は体内の水の循環がスムーズに動くことで、代謝が上がりやすくなったり体調の改善が見込めます。
やり過ぎは禁物ですが、摂ったはいいけれど摂った水分がどう出ていくのか?という、『水の排出』を意識してみましょう。