春に起こりやすい頭痛

2023.03.12

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

出張整体先で患者さまが「花粉のせいなのか最近、頭がぼーっとして…」という事を仰ったのですが、今、まさに春の季節や花粉が飛散する時期になると、頭痛が起こる頻度が高まる傾向があります。

これは気温が暖かくなる事で体温が上がったり、花粉症の鼻づまりなどによるのもありますが

冬の間に滞っていた (き)=人が持っている生命エネルギー

が活発化して、肩や頭部に向かって上昇するからだと東洋医学では考えます。

そして、春に起こりやすい頭痛のタイプは『片頭痛』に分類され、その原因が気温やアレルギー反応などで血管が拡張することで起こります。

頭痛は原因によっておよそ大きく3種類あると言われていて、タイプ別に対策が異なってくるので注意が必要になります。

そこで、この時期に起こる頭痛のお悩みについてご紹介していきます。

●片頭痛タイプは痛い方のこめかみを冷やす
片側のこめかみや、目の周りが脈打つようにズキンズキンと痛む頭痛は片頭痛の可能性が高く、光・音・臭いに敏感になり、吐き気を伴うといった症状が特徴です。

主な原因は、血管が急激に拡張して起こると言われています。

そのため、痛む方のこめかみを冷やし、広がった血管を収縮することで一時的にその痛みが和らぐこともあります。

反対に「この頭痛は肩こりからだろう。」と自己診断をされ「とりあえず温めれば良いか」と思い、首元を温めたりされると悪化してしまうので注意しましょう。

●緊張型頭痛タイプは肩や目などコリを温める
次に、頭の両側が「ギューッ」と締めつけられるような痛みが特徴なのが、緊張型頭痛と呼ばれるものです。

こちらは肩コリや目の疲れなどが原因で起こります。

このタイプは、日頃の疲れ・目の酷使・ストレスなどと、血行不良が要因のひとつとされているため血流が悪いところやコリの部分をほぐしたり、温めたりする必要があります。

ホットタオルを目の上に乗せたり、ゆっくりお風呂に浸かったりしてじんわり温めるのが効果的です。

●突発的な激痛『群発頭痛』の場合は、落ち着いたタイミングで病院へ
最後にもうひとつ、ある期間に集中して起きる『群発頭痛』というものがあります。

発作の起きる期間は1ヶ月弱~数ヶ月で、睡眠中でも痛みが起こる事があったりと特定の時間に突然発症することが多いようです。

別名、『自殺頭痛』といわれるほど

「両目の奥がガンッとえぐられるように痛む」

などの耐えがたい激しい痛みが数時間続くそうです。

もしこのような頭痛があった場合は、治まったタイミングですぐに病院に行くことをおすすめします。

なお、群発頭痛が起きているときは、飲酒は厳禁です。

アルコールは血管の拡張に大きく影響するので、摂取量には十分注意してください。

上記のセルフケアで緩和されるとよいのですが、いずれのタイプも自己診断だけでは難しい部分があります。

痛みが続く・悪化した場合は、落ち着いたら一度医療機関へ足を運ぶことをおすすめします。

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