抗酸しにくい体

2023.10.25

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

だんだんと朝晩の気温の低さを感じるようになってきましたが、日中は少し動いただけで「ジワッ」と汗ばむ気温が続いているので、からだが「スッキリしない…」と思われている方が多いのではないでしょうか?

そんな時は、ビタミンCを意識的に摂り入れてみてはいかがでしょうか?

ビタミンCといえば、高い抗酸化作用はもちろんお肌作りや免疫力の維持、さらには疲労回復に欠かすことができないものです。

ですが、水に溶けてしまう性質があるので体内に効率よく摂りいれるためには、基本的に調理に工夫が必要になります。

しかし、なかには構造上壊れにくい特徴を持つ野菜も存在します。

という事で、そんなビタミンCの効果的な摂り方をご紹介します。

●毎食まんべんなく摂る
ビタミンCは、ストレスに対抗するホルモンの

アドレナリン(副腎髄質ホルモン)の合成に必要とされます。

ストレスといっても精神的なものだけではなく、騒音や寒暖差などの外的要因から来るものもあるので、ビタミンCは想像以上に日々の生活で消費されています。

身体にはビタミンCを貯える機能はあるのですが、常に消費されることを考えると毎食まんべんなく摂り入れるのがよいそうです。

●壊れにくいビタミンCを持つ野菜を知る
水に溶けやすい上に、調理過程で損なわれてしまうイメージが強いビタミンCですが、構造上壊れにくいビタミンCをもつ野菜も存在します。

その代表的なのが、ジャガイモサツマイモなどのイモ類です。

イモ類特有の“デンプン質”にビタミンCが守られているため、加熱しても壊れにくいといわれています。

他にも、ピーマンに含まれているビタミンCも加熱に強い特性があります。

これはピーマンに含まれているビタミンPによるもので、

このビタミンPがビタミンCを酸化や熱から守ってくれる働きがあるそうです。

●ささっと調理を心がける
水に溶ける性質をもつビタミンCは、水にさらす・茹でるなどの時はなるべく短時間でささっと調理をするようにしましょう。

また、根菜よりも葉野菜の方が調理過程で多く失われてしまうようです。

栄養のことを考えると下処理は短時間で済ませましょう。

●バナナ・リンゴ・ニンジンには酸味のあるものをプラス
バナナ・リンゴ・ニンジンなどの野菜にはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています。

この酵素は、加熱をすればその働きを抑えることができるので普段の生活ではあまり気にしすぎなくてもよいのですが、スムージーなどの生のまま食べる物を作る時は組み合わせに注意しましょう。

そんな時、お酢やレモン汁などの酸味のあるものを加えればアスコルビナーゼの活性を抑えることができます。

せっかく摂りたいビタミンCが壊れてしまっては元も子もありません。

ひと手間加えることを忘れないようにしましょう。

●ビタミンCが多い野菜と果物
ビタミンCの多い野菜と果物を季節ごとにご紹介します。

菜の花・春キャベツ・さやえんどう・柑橘系の果物

ゴーヤ・ピーマン・パプリカ・トマト・シシトウガラシ・パイナップル・メロン・スイカ

ジャガイモ・サツマイモ・コマツナ・柿

ホウレンソウ・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・ミカン・イチゴ(ハウス栽培)

ビタミンCを味方につけて「抗酸しにくい体」を中から作りましょう。

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