寒暖差アレルギー

2023.04.29

皆さまこんばんは。

今回もご覧いただきありがとうございます。

東近江市佐野町の 整体院 月の虹 です。

つい最近の話です。知人と会話をしていたら、

少し声が嗄れていたので、かぜ気味なの?と聞いたら

「たぶん花粉か何かのアレルギー」と返答があったんですが、

その知人のように、声嗄れ・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・肌荒れ・皮膚の乾燥…などなど

『季節の変わり目』になると、さまざまなアレルギー症状が

出て来て、時に酷くなる人が増えています。

そんなアレルギーの原因といえば

花粉やアレルゲンなどが挙げられますが、

アレルギー持ちではないので、もちろん

普段はそれらの反応が無いのにも関わらず、

ある時や特定の時期になると異常なほど

涙や鼻水・咳が止まらないなどの症状が出ることはありませんか?

その反応、もしかしたら『寒暖差アレルギー』かもしれません。

という事で、今日は

寒暖差アレルギー

についてご紹介していと思います。

●寒暖差アレルギーとは?
花粉症やハウスダストなどのアレルゲン物質が無い

アレルギー反応が無いのに、急に温かくなったり寒くなったりすると

・鼻水がたらたらと流れて止まらない

・くしゃみや咳が止まらなくなる

・鼻がムズムズする

などの症状が現れます。

しかも、なかなか治まらないので

ティッシュペーパーが手放せなくなったりします🤧

わかりやすいものとしては、寒い屋外から暖かい屋内に

入った瞬間に、水のように鼻水がぽたぽた落ちてくる…

なども寒暖差アレルギーといわれています。

この反応は「血管運動性鼻炎」と呼ばれていて、

文字通り大きな温度差により鼻の奥が刺激されて

血管の太さが変わり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの

アレルギー性鼻炎のような症状が出ます。

じゃあ、これもアレルギーの一種なの?

と思われますが、アレルギーとはいうものの

特定のアレルゲンはありません。

温度差が最大の敵なのです。

●寒暖差アレルギーの原因は?
アレルゲンが無いのに寒暖差アレルギーになってしまう原因は、

温度に合わせて体温や身体の機能を調節する機能

『自律神経』が乱れてしまうことにあります。

一般的に、人の自律神経が対応できる温度差は

プラス、マイナス共に7℃まで

といわれています。

それ以上の温度差になると自律神経がうまく対応できなくなり、

寒暖差アレルギーの症状が出てきます。

そしてこのアレルギーは、成人女性の方が罹りやすいといわれています。

これは女性は男性よりも筋肉量が少ない=身体が冷えやすい

結果、自律神経の乱れが起こりやすくなる。といわれています。

●早く治すためには?
原因となる自律神経の乱れを簡単に治すのは難しく

鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性の症状のほかにも、

自律神経の乱れからくるイライラ・不眠などの症状、

また他の部位に出てくる不調もあるので、

かなり心身ともに辛い状態になってしまいます。

そんな寒暖差アレルギーを手っ取り早く解消させるには

耳鼻咽喉科で診断を受け薬を処方してもらったり、

普段から出来る事は、体を冷やさず血行を良くすることが重要です。

例えば
シャワーではなく湯船に浸かる

温度差を作らない服装をする

外出時はマスクをして、鼻の粘膜の乾燥を予防する

などです。

現代は空調が整っているので、室内外の温度差が大きい時があります。

着脱が簡単にできるカーディガンなどの羽織もの

ネックウォーマーやストール、マスクなどを活用して

温度差を少なくする生活を心掛けるだけでも体が喜び、

症状が出にくくなります。

まだまだ油断出来ない気候と気温の急激な変化で

寒暖差アレルギーが出やすい状況です。

体を冷やさないように意識して

自律神経を整えていきましょう。

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