しょっぱい味

2022.02.26

皆さまこんばんは。
東近江市佐野町にある 整体院 月の虹 です。

さてさて今回も味の話を書いていきます。
普段、人が口にする味には『甘い・辛い・苦い・酸っぱい・しょっぱい』の5つの味があり、その日の体調や精神状態によって好む味が変わったり、摂取する量が変化します。

その5つの味の最後である『しょっぱい味』の効能です。

しょっぱいといえば、塩を思い浮かべる方が多いかな?と思います。
主な食べ物は、もちろん塩・しょうゆ・味噌・コンブ・海苔・イカ・牡蠣・しじみ・くらげなどです。

働きは、硬くなったしこりのようなものを軟かく潤す作用・鎮静化作用・解熱作用・便秘改善効果などです。

摂りすぎると、水分がたまってむくみやすくなる・血圧が上がる・血の巡りが滞る。

すっかり定着した健康思考の一つに「減塩」がありますね。
塩分の摂取量を減らすことは、上に書いたような血圧や血の巡りが悪くなるリスクを軽減します。
ですが、「減塩」や「塩分○○%カット」と表記されている食料品を積極的に使っていても摂取量が変わることはほぼないそうです。

その例の一つとして、毎日の3食の食事の他に間食する方は多いと思います。その時に、おせんべいやおかき・ポテトチップス、またはコンビニで買えるホットスナックなどの食べ物を口にする事があるかと思います。
これら口にして「はーっ。小腹が満たされた~」と幸せ気分を味わえますが、この美味しい食べ物にもしっかり塩分が含まれています。

また、日本人は普段の食事でも必要以上の塩分を摂取しがちと言われています。では、つい摂りすぎてしまう塩分をどうすれば減らせるのかといいますと…

・水分を普段よりしっかり摂取する(一日2リットルは摂る)
・利尿作用がある飲み物を飲む(コーヒーや緑茶など)
・カリウムが豊富な食材を摂る(バナナやキュウリなど)
・半身浴で汗を出す(前後の水分補給は忘れずに)
・カルシウムを含む食品を摂取する

事で摂りすぎた塩分を排泄していきます。

塩気は人間のみならず、生き物にとっても大事なミネラルの一つです。でも、やっぱり摂りすぎると毒になってしまいます。

いかがでしたか?私たちが普段口にしている『味』にはこんな効能が実はあるのです。
この5つの味を体調や体質に合わせて摂るようにすると、体質改善や不調の緩和などに役立つ効果が期待できます。

食べ物の持つ力ってすごいのですよ。

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